PowerShell スクリプトを OneDrive の中で管理する

概要

  • Windows 11 上でよく行う操作をコマンドで実行できるよう、ちょいちょい PowerShell スクリプトを作るようになった
  • クリーンインストールや買い替えなどで再セットアップする際、素早く復旧できるように OneDrive 上でスクリプトを管理する

やること

  1. OneDrive 上に、スクリプトファイルの保存場所を用意する
  2. $profile に、用意した保存場所のスクリプトをすべて読み込む設定を記述する

作業ログ

スクリプトファイル置き場を用意

C:\Users\ユーザー名\OneDrive\scripts\profile\
  • OneDrive を利用していると、ユーザーディレクトリの直下に OneDrive フォルダができるようになってる(多分)
  • PowerShell スクリプト専用の置き場所として、script > profile フォルダを用意した

$profile を編集

  1. Windows PowerShell を起動

  2. 以下を実行し、メモ帳で設定ファイルを開く

    notepad $profile
  3. 以下を記述して上書き保存し、メモ帳を閉じる

    # プロファイル用スクリプトの保存場所を定義
    $customProfileDir = "C:\Users\ユーザー名\OneDrive\scripts\profile"
    
    # 上記に保存されているすべての .ps1 ファイルを自動インポート
    Get-ChildItem -Path $customProfileDir -Filter "*.ps1" | ForEach-Object {
        . $_.FullName
    }

動作チェック

以前作成した疑似 open コマンド使って動作を確認する。

  1. 以下のソースを open.ps1 として、用意したスクリプトファイル置き場に保存

    # 擬似的に open コマンドを使えるようにする
    Set-Alias -Name 'open' -Value Invoke-Item
  2. Windows PowerShell を再起動(いったん閉じて開き直す)

  3. open . を実行し、現在ディレクトリがエクスプローラーで開けばOK

    Windows PowerShell でコマンドを入力している画面のスクリーンショット

関連エントリー

スクリプトファイル置き場に設置している自作コマンドは以下。

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