導入したSSL証明書( Let’s Encrypt )の更新をcronで自動化する

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cronの稼働状況を確認する

cronieパッケージがインストールされているか確認
# yum list cronie
(略)
Installed Packages
cronie.x86_64                                     1.4.11-17.el7                                      @base
  • ある(centOS7でデフォルトらしい)
cronが稼働しているか確認
# systemctl status crond
#  crond.service - Command Scheduler
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/crond.service; enabled; vendor preset: enabled)
   Active: active (running) since Thu 2017-11-09 14:29:50 JST; 1 weeks 2 days ago
(略)
  • active (running) になっているのでOK
サーバー起動時に起動するようになっているか確認
# systemctl list-unit-files | grep cron
crond.service                                 enabled
  • enabled になっているのでOK

cronの設定ファイルに証明書更新コマンドを追記する

cronで実行したいコマンドのフルパスを調べる
# which certbot
/usr/bin/certbot
  • 証明書更新のコマンドをフルパスから書くと以下のようになる
/usr/bin/certbot renew
  • 有効期限の残りが30日未満の場合にのみ更新される
  • 即時更新の場合は –force-renew オプションを加える
cronの設定ファイルを編集する
# vi /etc/crontab
      1 SHELL=/bin/bash
      2 PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
      3 MAILTO=root
      4 
      5 # For details see man 4 crontabs
      6 
      7 # Example of job definition:
      8 # .---------------- minute (0 - 59)
      9 # |  .------------- hour (0 - 23)
     10 # |  |  .---------- day of month (1 - 31)
     11 # |  |  |  .------- month (1 - 12) OR jan,feb,mar,apr ...
     12 # |  |  |  |  .---- day of week (0 - 6) (Sunday=0 or 7) OR sun,mon,tue,wed,thu,fri,sat
     13 # |  |  |  |  |
     14 # *  *  *  *  * user-name  command to be executed
  • 書式に則って証明書更新コマンドを記述
    • 毎日3:00にroot権限で実行する場合
曜日 ユーザ名 実行コマンド
0 3 * * * root /usr/bin/certbot renew
0  3  *  *  * root /usr/bin/certbot renew
  • 2017-11-18現在、有効期限が「2018年2月16日」となっているので、1/20くらいに更新されたかどうか確認してみる。
設定後のcron再起動は必要か?

cron の場合、設定ファイルを保存した時点で、cron が自動的に変更を検知するため、cron デーモンの再起動は必要ありません。
第30回 「cron のお勉強」

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